Debian環境にmemcachedを導入する

Debian環境にgem memcachedを導入しようとした時のお話。

とっととインストールしようとして、次のコマンドを実行した。

sudo gem install memcached

が、エラー。なんだかダメだって言われてしまった。
調べてみると、makeファイルの作成は成功したものの、
makeの実行中にエラーになったらしい。
方々を探し回った結果、次のlibが必要だということが判明。さっそくインストール。

sudo aptitude install libmemcached-dev libsasl2-dev libmemcached-dbg

で、もう一度チャレンジ。

sudo gem install memcached

が、だめ。一度makeファイルを作成していると、そいつが邪魔をしてインストールが出来ないといわれる。

これを消すためには、rake cleanを実行すればいいらしい。
なので、gemのフォルダに移動してrake cleanを実行した。

cd /usr/local/lib/ruby/gems/1.8/gems/memcached-0.19.7/
sudo rake clean

また怒られる。原因は、Rakefileの先頭で呼んでいるechoeがないこと。
仕方ないのでインストールしてもう一度rake cleanを実行した。

sudo gem install echoe
sudo rake clean

おっ。うまくいった。で、もう一度sudo gem install memcachedを実行する。

sudo gem install memcached

成功ー。

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今回のまとめ。

  • gem memcachedをインストールする時に必要なライブラリ三つ
    • libmemcached-dev
    • libsasl2-dev
    • libmemcached-dbg
  • gem install に失敗した場合は、そのgemのフォルダまで行ってrake cleanを実行する。
  • rake cleanを実行する為に、まずgem install echoe を実行しておくと嬉しい。